結果よりも過程を大切にすることの意味とは?
あなたは、
マラソン大会当日の結果(記録)と、
その大会に至るまでの道のりと、
どちらをより大切にされてますか?
“之れを為して成らずんばやめざるなり”
いくらやっても出来なければ、出来るまでやめなければいい。
やめたら、出来なかったということになる。
出来てない途中は、出来るまでの過程である。
出来るまでの過程が、人は成長出来る時で、
最も面白い時でもある。
人生において、
結果を重要視することは、
その現実においては大切なことがあります。
ただし、
未来から物事を捉えた時に、
その結果以上に、そこに至るまでの過程こそが、
人を成長させ、
その先の未来に繋がることが解ると思います。
さらに、
物事の過程を大切にすることは、
その一瞬一瞬の物事の価値を高め、
同じ時間を生きていても、
より意味深い、
充実感の拡がる、
時間感覚の違う生き方に変えてくれるのです。
そうなると、
結果は、その過程の一部にすぎません。
逆に、結果主義にこだわると、
その物事の過程の価値を見出せなくなってしまうのです。
例えば、
物事の過程を大切にする場合、
1~10に至る中で、
1の意味、
2の意味
3の意味を大切にして、
その1つ1つにおける学びや氣づきや成長を大切にするならば、
そのステップそのものに大きな意味を見出せます。
一方、
物事の結果を第一にする場合、
1~10に至る中で、
10が一番大切になる場合、
10の結果が×(目標に対する失敗)になると、
1~10を否定する、
或いは、意味が無かったように思ってしまう、
人間の心理上、
そのようになってしまうようです。
どちらを選ぶかは、
あなた次第。
どちらでなければいけないという話でもありません。
バランスが大事だと思います。
そして、経験談ですが、
このような「価値観」の順位を、
たた1つ入れ替えるだけで、結果が大いに変わることがあります。
走ることや、ご自身の人生に置き換えた場合、
あなたは、どちらの考え方を選択したいですか?